食養療法のススメ
日本が発祥で、世界的にも名高い「マクロビオティック」の考え方を御存知ですか?日本生まれの「マクロビオティック」は、日本古来の食生活が基本であり、『身土不二』、『一物全体』の考え方が基本です。
食養療法については、以下が基本。
食養の実践は、家族の協力も必要ではあるが、自分の食事は自分で作るくらいの気持ちがなければいけない。仕事をしている方にとっては難しいかも知れないが、そこから「自分で治す」という信念が生まれます。
●食養療法●
『身土不二』・・・土地柄と季節に合った旬の食べ物を食べること。
『一物全体』・・・一つのものを丸ごと食べること。(種子、実、葉、種、皮など)
@玄米菜食(有機無農薬栽培)
A動物性蛋白質の制限(肉、卵、乳製品は厳禁、魚介類は一部可)
B油脂類の制限(ごま油、オリーブ油のみ可)
C人工的食品添加物などの禁止(保存料、着色料など)
D小食に努める→「腹八分目に医者要らず」
※補足
@甘いものは避ける
A脱コンビニ、脱外食
【身土不二】
土地柄と季節に合った旬の食べ物を食べよう!
簡単に言えば、自分の生まれ育った土地で生産された旬の食物は、長年培ってきた体質に適し、身体に一番合っているという考え方である。
【一物全体】
一つのものを丸ごと食べよう!(実、葉、種、皮など全部)
食物は栄養のバランス上、全体食が理想である。米は精白しない玄米を、大根など野菜は歯も捨てずに、魚も頭から丸ごと食べれる小魚が良いとされる。
【適応食】
動物にはそれぞれ、歯の形、腸の長さなどによって、その適応食が表れる。
歯の構成を見ると、人類が何をどれくらい食べてきたのかが分かる。人の歯は全部で32本あり、臼歯が大小合わせて20本、切歯が8本、犬歯が4本という割合である。元々臼歯は主に穀物を磨り潰すための歯、切歯は野菜類を切るための歯、犬歯は肉や魚を食いちぎるための歯であったと考えられる。つまり、全体の63%が穀類、25%が野菜や海藻、12%が動物性の食品という割合で食物を摂取してきたと推測できるのである。また、前後左右と自在に動く下顎からみても、穀物菜食に適していることが分かる。
腸は、肉食動物よりも長くてヒダが多く、特に日本人は欧米人に比べ腸が長く、菜食に適している。
また、口内で分泌される消化酵素の「アミラーゼ」は糖質を分解する酵素で、肉食動物の口内消化液には分泌されないことからも、人間の適応職を知ることができる。
【日本の伝統食の見直し】
日本人が長年、食べてきた日常食は、ご飯(玄米)に味噌汁、煮炊き野菜、更に少量の豆類や種子類、漬物である。それに、そばやうどん、雑穀が加わる。海辺の地方なら、海藻や小魚、近海で取れるあまり大きくない魚なども食べていたと思われる。
現代人は、昔の人に比べて行動範囲も広がっており、外国の食物や季節はずれの食物を簡単に手に入れることが出来るようになった。しかし、民族としての体質はそれほど短期間で変わるものではない。やはり、日本の伝統食を基本にした食生活をすることが望ましいと思われる。その上で、各国の食品は、季節や体調に合わせて、上手に楽しむようにすれば良いのではないかと思う。尚、輸入食品を食べる場合は、緯度のより近いところで取れたものの方が、体に優しい。
【食事の心得】
※感謝の気持ちを持とう!
料理を作ってくれた人、素材を作ってくれた人々、それを可能にしてくれた自然の恵みなどに対して、感謝の気持ちを持とう。食する前には、「ありがとう、いただきます!」、食した後には「ありがとう、ご馳走様」の気持ちが大切である。
※良く噛むこと!
噛むことには、健康に対する直接的な効果がある。口は感覚器官であると同時に、消化器官の始まりである。唾液は消化液であり、食物の消化に役立っている。良く噛むことを怠ると、他の消化器官に過剰な負担をかけることになるのである。
例えば、玄米ならば、一口50回から100回は噛むことが良いとされる。病気の人であれば、100回でも200回でも噛むことで体調も変化してくるものと考えられる。
※「腹八分目に医者いらず」
貝原益軒の『養生訓』から引用すれば、「腹いっぱい食べると後で害が出る。少し少し食べてもたくさん食べても、その美味しさを堪能するという点ではあまり変わらないからである。美味しいと言ってたくさん食べると、健康を損ない後で苦しむことになる。それ故に、初めから節度をもって食事を取るように心掛けなければいけない」と言っています。
【玄米食のススメ】
●玄米の力●
白米は粕、玄米は生き米、発芽玄米は起きている米と言われる。
精白していない玄米は糠と胚芽を含み、水に漬ければ芽が出る生きた米である。
対して白米は既に生命を失った米である。水に漬けると腐るだけである。表皮や胚芽、胚乳、糠が取り除かれ、ビタミン、ミネラル、繊維質の大部分が消失されている。米が白いと書いて粕(かす)という字はそれを表しているそうだ。
玄米はよく噛んで食べることが大切である。噛むことにより、取り入れた栄養を無駄なく消化吸収してくれるのである。
「玄米におかずいらず」、「玄米には欠けた栄養素がない」と言う言葉がある。
玄米と白米の比較
| 栄養素 |
玄米 |
白米 |
| 炭水化物 |
100% |
91% |
| タンパク質 |
100% |
79% |
| 脂質 |
100% |
35% |
| 食物繊維 |
100% |
28% |
| 灰分 |
100% |
42% |
| カルシウム |
100% |
60% |
| リン |
100% |
52% |
| 鉄分 |
100% |
37% |
| ビタミンB1 |
100% |
23% |
| ビタミンB2 |
100% |
37% |
| ナイアシン |
100% |
28% |
| ビタミンB6 |
100% |
39% |
【自然食品のススメ】
1.無添加
食品添加物は、天然、人工を問わず一切使用しない。(天然ニガリを除く)
2.無農薬有機栽培
自然農法や無(低)農薬有機栽培の安全な農産物原料を使用する。輸入食品は検査機関によオーガニック(無農薬有機栽培)の認定を受け、ポストハーベスト(収穫後農薬)や薫蒸消毒などの処理をしていないものに限定する。
3.伝統製法
化学薬品や化学調味料などを必要としない、昔ながらの製法に基づいて作られたもの。
避けたい食べ物
1.食品添加物・薬品を使ったもの
一つひとつの物質についてはある程度研究されているが、それらが複合的に及ぼす影響については解明されていない。
2.農薬・化学肥料を使った農産物
化学肥料を使うと、一時的には手間が省け、収穫も増える。しかし、土中の微生物が死んでしまい、自然の土が持っていた自己施肥機能や自己耕起機能がなくなり、土は痩せていくが、それを補うために更に化学肥料を多量に使うと、作物は弱くなり、病虫害が発生するので、農薬を使うようになる。
土地、水、空気などの環境を悪化させる。
病気症状については、お薦めサイトを参照下さい。病気症状マニュアル
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